住まい

【アパート探し|体験談】アメリカでのアパートさがしの手順を大公開

アメリカ生活も6年めに突入しました。

アメリカで家を買いたいと思っているのですが、ここカリフォルニア州は家の価格が高すぎて、普通の人には手が届きません…

写真のような豪邸を手に入れるのは、いつになることやら…

やむをえず、今年もアパートを賃貸することにしました。

これからアメリカでアパート探しをしようと思っている方向けに、本記事ではアメリカでのアパート探しの流れについて紹介していきます。

ステップ1:住みたい地域の決定

アメリカ 街並み

アパートの数が多い場合もあるので、予めアパートを借りたいエリアを決めておくことをオススメします。

アメリカは、1つ通りが違うだけで街の雰囲気が変わることが多々あるので、できれば現地に足を運んで街の雰囲気を見ておくほうがいいと思います。

私は、周囲を歩いている人の様子、車の様子(高級車が多いのか?整備されていない車が多いのか)を見るようにしています。

心配な人はアメリカは前科がある人の住所がWebサイトで公開されているので、そういったサイトで自分が住もうと思っているエリアの近くに多くないかを確認したりもしていました。

ステップ2:気になるアパートのLeasing Officeの見学予約

住みたいエリアが決まったら、ZillowApartment.comCraiglistで空室があるアパートを探します。

気になるアパートを見つけたら、各アパートのリーシング・オフィス(Leasing Office)もしくはオーナーに連絡し、アパート見学の予約をします。

写真と実物はかなり印象が違うことが多いので、できれば賃貸契約書にサインをする前に実物を見ることを強くオススメします。

平日であれば、飛び込みでも見学させてくれることも多いですが、週末ともなると予約が一杯だから出直してくれと言われることもしばしば。

また、平日は訪問者が少ないためか、事務所の人が席を空けていていないというリスクもあります。

できれば、各アパートのWebサイトにアクセスして、ツアーを事前予約しておくことをオススメします。

ステップ3:Leasing Offceを訪問してアパートを見学

アメリカ アパート

約束した時間にリーシングオフィスに行くと、希望の入居日と間取り(Studio、1ベッドルーム、2ベッドルーム)を聞かれます。

伝えた希望条件に応じて、係の人がコンピューターを駆使して、部屋の空き状況と家賃を調べてくれます。

ちなみに、アメリカの家賃は、季節や契約期間等に応じて毎日変わります。

面倒くさいですね。

ツアーの際には、運転免許証等の身分証明証を預けるところが多いので、Driver’s Licenseかパスポートを忘れずに!

大体15〜20分ぐらいかけて、アパートの設備(プールやジム)と部屋を見せてくれます。

アパート見学の際にチェックしておきたい項目はこちら

ステップ4:リーシングオフィスで賃貸の申し込み

気に入ったアパートが見つかったら、リーシングオフィスで申込みを行います。

多くの場合は、アプリケーションフォーム(Application Form)という用紙に、住所や電話番号、SSN、収入状況などの個人情報を記入し、アプリケーションフィー(Application Fee)を小切手(チェック)で支払います。

場所によっては、現在借りているアパートの大家さんの情報を求められることもありました。

申込み時点で、収入や預金に関する情報を求められるので、事前に必要な書類は揃えておくといいですね。

私が申し込んだアパートの場合は、「直近2ヶ月分の銀行の残高証明書」と「給与明細」を求められました。

どちらもオンラインで無料で取得できるので、ダウンロードしておくと便利です。

仕事が決まっていない場合は、雇用主と申込者の双方がサインをしたJob Offer Letterか、銀行口座の残高証明(家賃X12ヶ月X8倍の残高が必要だったはず)が求められます。

フリーランスの場合は、前年度の確定申告書類で代用もできるようです。

ここで、リーシングオフィス側がクレジットチェックを行い、この人は賃貸しても大丈夫そうだということであれば、はれて賃貸契約を結ぶことができます。

ステップ5:賃貸契約書にサイン

最近は賃貸契約も電子化が進んでいるので、リーシングオフィスに行かなくてもサインを完了させることができます。

私のアパートは、少し古いアパートなので、電子化などされているわけもなく、リーシングオフィスに行って、約11個もある契約書にサインをしました。

その際、デポジットと最初の月の家賃をキャッシャーズチェック(Cashier’s Check)で支払いました。

キャッシャーズチェックは、銀行で作成することができます。

私は、Checking Accountを保有している銀行で$8の手数料を払って作成しました。

その他諸々の生活の立ち上げに、賃貸契約書の提示が求められることがあるので、Leasing Contractの書類だけはすぐにコピーを貰っておくことをオススメします。

ステップ6:入居前のユーティリティ系の手続き

入居日前に済ませておきたいのが、電気・ガス・水道系の公共料金系の引越し手続き

最近は、Webサイトで住所と引越し日を登録するだけで、引越し手続きを完了することができます。

また、郵便物(USPS)の旧住所からの転送手続きも進めておきたいところ。

USPSのWebサイトから、手数料$1で転送手続きをすませることができます。

ステップ7:リーシングオフィスで鍵を受取り、入居する

さあ、いよいよ入居です!

決められた日時に、アパートのリーシング・オフィスに行って、鍵を受け取ります。

賃貸契約書に電子署名を行った場合は、大抵鍵を受け取る際にデポジットと最初の月の家賃の支払いが求められます。

ステップ8:特記事項があれば、Move-In シートに記入しリーシングオフィスに提出

部屋の鍵を受け取る際に、Move-In シートなる、部屋の不具合があれば記入しておく書類を渡されます。

大抵の場合は1週間の猶予が与えられるので、1週間以内に気づいたことをメモして、リーシング・オフィスに提出しましょう。

ここできちんと申請しておかないと、退去の場合に壊したとみなされ費用を請求される可能性があるので、しっかり見ておくことをオススメします。

私は、過去バスルームのドアが凹んでいたり、カーペットに(目立たない)シミがあったりしたことがありました。