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【TSA Pre|体験談】日本人でもTSA Preの資格がもらえる!Global Entryへの申請方法を徹底解説

空港のセキュリティ、いつになったら通過できるんだろうとイライラしたことはありませんか?

私も、いつも旅行の際はセキュリティがストレスのひとつでした。

待ち時間もストレスでしたが、荷物チェックのために水は捨てなければ行けないし、パソコンやiPadはカバンから出さなければいけないしと煩わしい作業が一杯です。

ただ、そんなあなたのイライラを緩和してくれるのがGlobal Entry(グローバルエントリー)。

アメリカの空港、セキュリティ前でみかける「TSA Pre」のサインを見たことはありませんか?

「TSA Pre」の人たちは、スイスイとセキュリティを通過していくのに比べ、普通のセキュリティラインはノロノロ。

Global Entryの資格を持っていれば、TSA Preに並びセキュリティを通過することができるんです。

本記事では、Global Entryの取得方法からそのメリットまで詳しく紹介していきます。

Global Entry申請の基本情報

Global Entry取得までのスケジュール例

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私の場合は、Global Entryの書類通過後、面接を日本からの帰国時に実施しました。

結果的には、Global Entryの取得まで半年ほどかかってしまいましたが、おそらく3ヶ月ほどで取得できるのではないかと思います。

参考までに、下記が私のGlobal Entryの取得スケジュールです。

  • 2018年9月1日頃:オンラインで申請
  • 2018年10月10日頃:面接の案内を受領
  • 2019年3月10日頃:日本からの帰国時に、アメリカの空港でアメリカ入国時に面接を実施
  • 2019年3月17日頃:郵便でGlobal Entryカードを受領

Global Entryのメリット

メリット1:手荷物検査場を早く通過できる

Global EntryはTSA Preの資格をもらえるため、空港の手荷物検査場(セキュリティ)のラインが短いので、比較的短時間でセキュリティを通過することができる。

ニューヨーク近郊の空港「ニューアーク・リバティ空港」では、一般の手荷物検査の列は15分待ちに比べ、TSA Preの場合は2分で通過できました。

メリット2:簡単に手荷物検査場を通過できる

セキュリティ通過時に、パソコンやipadをバッグから出したり、靴やコートを脱ぐ必要がありません。

メリット3:入国手続きが早い

アメリカ到着時に、別ラインで入国することができるので入国にかかる時間が短い

Global Entryを申請できる資格

日本の国籍を持っている人に関して言うと、日本人であってもアメリカ永住権(いわゆるグリーンカード)を持っている人はGlobal Entryを申請できます。

H1BやE1などのビザを持っている人は、残念ながらグリーンカードを取得してからGlobal Entryのアプリケーションを提出することができます。

Global Entryの申請費用

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申請費用は$100。

申請費用を、アメリカ政府に支払う必要があります。

が、この申請費用を無料にする方法があります!

その方法とは、United Airlinesのクレジットカード等を利用して、申請費用をクレジットカード会社に負担してもらうこと。

United Airlinesのクレジットカード等は、Global Entryの申請費用を無料にするキャンペーンを行っています。

申請費用を負担してもらえるのであれば、下記のクレジットカードの中のどれかに申し込んで、申請費用とボーナスマイルをあわせてもらうとお得です!

私は、United Airlinesのクレジットカード、主人はChase Saphireのクレジットカードを使って、申請費用を無料負担してもらいました!

United Airlinesのクレジットカードのキャンペーンを見てみる

Chase Saphireのクレジットカードのキャンペーンを見てみる

Global Entryの申請方法

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アメリカ政府の専用サイトからオンラインで申請を行います。

申請時には下記の情報が必要ですので、事前に準備しておくことをおすすめします。

  • 住所などの基本情報
  • 身長・体重
  • パスポート情報
  • グリーンカード情報
  • 運転免許証の情報
  • 過去5年間の全住所(日本に住んでいた場合は日本の住所も入力)
  • 勤務先の情報
  • 訪問したことのある国のリスト

特に私が大変だったのは、過去5年間の住所のリスト。

引っ越しが多い方は、いつどこに住んでいたかという住所を調べておく必要があります。

申請後は、数ヶ月間、インタビューの案内が来るまで待機することになります。

Global Entryのインタビュー

Global Entry インタビュー

Global Entryの面接のために、最寄りの指定された空港に出向いてもいいですが、もし国際線を利用してアメリカに帰ってくる予定があるのであれば、アメリカ入国時にあわせてインタビューを受ける方が便利です。

イミグレーションを通過する際に、Global Entryのインタビューを受けたいと審査官に伝えると、奥の席で待っておくようにと指示されます。

すべての乗客のイミグレーション審査が終わった後でGlobal Entryのインタビューを受けることになるので、少し時間がかかることは覚悟しておいたほうがいいと思います。

気になる、Global Entryのインタビュー内容ですが…

私の場合は質問はありませんでした。

指紋と写真だけ取得して終わり。

所要時間5分ぐらいだったと思いますが、ずっと審査官の横で立っているだけでした。

インタビュー時には下記のものを持ってくるよう、面接の案内文には書かれています。

  • A valid passport. If you travel using more than one passport, please bring them to the interview so that the information can be added to your  le. This provides you with the ability to use either passport at the Global Entry kiosk;
  • A permanent resident card (if applicable);
  • Documents providing evidence of residency. Examples are: driver’s license (if the address is current), mortgage statement, rental payment statement, utility bill, etc.

アメリカ入国時だったので、パスポートとグリンカードは持っていましたし、住所の確認を求められば運転免許証を提示する予定でした。

ただし、住所の確認に関しては何も行われませんでした。

Global Entryカードの受取り

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1週間ぐらいで、予め登録していた住所まで、郵便でGlobal Entryカードが送られてきました。

見た目は、アメリカの運転免許証のようです。

Global Entryカードを受け取った後、Global EntryのWebサイトにログインしカードをActivateする必要がありますが、5分で終わる簡単な作業でした。

Global Entryはこんな人におすすめ

国際線に関わらず、アメリカの国内線も利用することが多い方におすすめです。

空港のセキュリティは時間の面でも、手間の面でも面倒くさいプロセスのひとつなので、このGlobal Entryカードにより、簡単にセキュリティが通過できるのは大きな魅力です。