アメリカで車を購入する際、十分な現金があればいいですが、一部分は車のローンを組むという方も多いのでは?
アメリカでは、20〜40%は頭金を払い、残りを自動車ローンで購入することが多いようです。
ローン期間も、各銀行から色々な期間のものが提供されていますが、36〜48ヶ月での支払いが目安のようですね。
本記事では、アメリカで車を購入する際の自動車ローン(カーローン)について、実体験をもとに紹介していきます。
新車を購入する場合のアメリカの自動車ローン
ディラーといくつかの銀行で聞いたまわった感じだと、新車の利率は中古車を購入する際の利率と比較して、少し低めのようです。
ただ、金利の状況によるので変わってきますが、私が車を購入したときだと、新車を購入する場合はディーラーの自動車ローンが最もお得でした。
利率にして1%は違いました。
中古車を購入する場合のアメリカの自動車ローン
ディラーといくつかの銀行で聞いたまわった感じだと、中古車を購入するときの自動車ローンの利率は新車の場合より高めです。
中古車の場合は、ディーラーの自動車ローンの利率はかなり高めでした。
一方、銀行はBank of AmericaやChase BankなどのメガバンクとCredit Unionと呼ばれる信用組合系の銀行をいくつか訪問し、利率(APR)を聞いて回りました。
全体的な傾向は、下記の傾向で利率が低くなっていました。(利率高め) ディーラー >> メガバンク >> クレジットユニオン (利率低め)
特に、クレジットユニオンは、銀行口座を作ったら更に0.25%オフだったり、と様々なキャンペーンがあり、銀行によってサービス内容が違うので、いくつか聞いて見る価値アリです。
特に、カリフォルニア州で展開しているTech Credit Unionという信用金庫のサービスは興味を惹かれました。
なんと、アメリカ人でさえも嫌がる車のディーラーと価格の交渉をしてくれるというのです。
それで、ある程度安い卸売価格で車を購入することができるのであれば嬉しいですよね。
アメリカの自動車ローンの審査
利率の幅はWebサイトでも表示されていますが、個人の収入やクレジットスコアによって異なるとのことで最終的な利率は、実際にクレジットスコアを審査してからという流れでした。
利率の審査には、住所などの基本的な個人情報の他に、SSN、年収、運転免許所番号などの情報を聞かれます。
銀行によっては、購入しようとしている車のモデル情報、Pay Stub(もしくはJob Offer Letter)、SSNのコピー、住所を証明するLeasing Contractのコピーの提出も求められました。
大体、24時間〜48時間で審査が完了し、審査後にメールでローンの利率(APR)とローン額、ローン期間の連絡をもらいました。
アメリカでの自動車ローンを利用した車の購入方法
その後の流れは、ディラーに行って車の購入契約書にサインし、XX銀行でローンの審査が通っているのでローンで買いたい旨を伝え、支払いをすませます。
一方、車のディーラーの自動車ローンを利用する場合はもっと簡単で、購入契約書にサインする際に、ローンの審査と利率の最終確認を行い、全ての書類にディーラーでサインをして終わりとなります。
もし頭金を払う場合は、ディーラーでパーソナルチェックで支払いを行います。
私のディーラーでは、クレジットカード払いを5000ドルまで受け付けてくれました。
これで、マイルが貯まります!
1週間後くらいに、ディーラーのローン会社から、初回の支払額と支払期限が書かれた書類が届きます。
オンラインで自動引き落としを設定するところが多いので、オンラインアカウントを作って支払いが遅延しないように設定してしまうことをオススメします。
なお、私の経験上、自動車ローンの支払いは残念ながらクレジットカードで支払うことはできないので、銀行からの自動引き落としを設定することになります。