私は、アメリカ国籍の主人と結婚して、アメリカのチェイスバンク(Chase Bank)という銀行に、主人と私の2人の名義のジョイント口座(共通口座)を新規に作成し、そこに生活費をプールして、二人のお金を管理しています。
結婚して3年たちますが、ジョイント口座はいい事づくし!
お金のことで喧嘩になったことは1度もありません。
本記事では、ジョイント口座を新規に作成したメリット・デメリットを紹介していきますね。
ジョイント口座を保有するメリット
1.個人的な資産と2人の資産を分けて管理できる
私達は共働きなので、結婚しても2人の共有資産と、自分の資産をわけておきたいという気持ちがありました。
結婚後にどうやってお金の管理をしようかと主人と話しあったときに、決めたのは下記。
共通の口座(ジョイント口座)を作って、その共通口座にお互いに合意したお金を入金する。その共通口座から生活費や2人で楽しむ娯楽費を捻出しよう。
2人のお金が足りないときには、2人の個人資産から5万円ずつ入金して家計をやりくりしています。
ジョイント口座は、合計2つ、チェッキング(Checking)とセービング(Saving)を作ったので、すぐに必要になる可能性が高いお金はチェッキングにプールし、すぐに使わないお金はセービングに移して管理しています。
2人でお金の管理をできる
どちらかしか銀行口座にアクセスできないと、お金の管理をやるのが妻だけ、夫だけになってしまう可能性があります。
私の両親は、母だけがお金の管理をして、父は全く家計状況をわからず…という状態でしたね。
一人で家計を管理すると、管理していない方は、今どんな状況にあるのかの把握が難しくなってしまいます。
共働きが増えてきた昨今では、やはり二人で家計の管理をすることがいいと思います。
2人でお金の管理を行うために、お互いに共通の銀行口座にアクセスできることが望ましいと思いますね。
私達は、二人共定期的にお金をチェックする性格なので、どの口座にはいくらぐらいのお金があるかを把握しているので、生活レベルに対する価値観が説明しなくてもあってきました。
相手に対して、「今、銀行口座には○円あって、お金がこれぐらい足りないから…」といった会話が必要なくなりました。
結果として、無駄使いをすることも少なくなりましたし、「今は銀行口座に△△円あって、あと○○円お金が貯まったら旅行に行こう」といった前向きなお金の話ができるので、お金が「二人ごと」になるジョイント口座を作ってよかったなと思います。
ビザ申請時に、2人が財産を共有している証拠として提出できる
国際結婚をしていると、ビザや永住権などの申請の際に、二人の婚姻関係が継続していることを証明する書類を出してくださいと言われることが多々あります。
そんな際に、社会的にも信頼がある銀行から、2人のジョイント口座の残高証明書を出してもらえると、かなり助かります。
注:もちろん、なくてもビザや永住権の申請はできます。
私は、ジョイント口座の情報を、アメリカの永住権の申請時・永住権の更新時に利用しました。
国際結婚でビザを取得する方・した方は、2人のジョイント口座を持っておいて損はないですよ。
ジョイント口座を保有するデメリット
デメリットは殆ど感じませんが、あえて言うなら下記でしょうか。
管理する銀行口座の数が増える
私のメインバンクは他の銀行だったため、資産をチェックする際には、2つのサイトにログインしてチェックしなければいけないというデメリットがありますね。
ただし、これにも解決方法があります。
相手にお願いして、自分の銀行口座にジョイント口座を開けないかと提案することで、1つの銀行で資産を管理することも可能ですよ。
さいごに
このジョイント口座を使った管理を始めて3年たちますが、現時点ではかなりうまくいっています。
海外の銀行であればジョイント口座を作ることが可能なので、ぜひ海外在住の方々は、ジョイント口座を作って2人で家計を管理するのがオススメですよ。
私達が利用しているのは、アメリカのチェイスバンク(Chase Bank)。
近所に支店やATMがあり、かつWebサイトもスマホアプリも使いやすいので重宝しています。
バンク・オブ・アメリカとか他の銀行も使ったことがありますが、私の経験ではチェイスがWebサイトの使い勝手では一番良いですね。
銀行の窓口でも、そんなに悪い対応はされたことがありませんよ。