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【体験談】30時間!アメリカでの計画分娩体験談

本記事では、アメリカでの出産体験(計画分娩)について紹介していきます。これから、アメリカでの出産を考えている方に参考になれば嬉しいです。

39週0日 入院前の内診

高齢出産のため胎盤の機能低下リスクがあるとのことで、「39週に入ったら計画分娩を行いましょう」と医師からの提案が37週にありました。39週0日に、入院を計画していたのですが、入院前に診察をしたいとのことで、午前中に産婦人科へ。いつもどおりに、体重・血圧をチェックして、診察室。

診察室では、初めて「内診グリグリ」と呼ばれる、手を膣にいれて子宮口の開きを確認してもらいました。結果は、子宮口が2cm開いているとのこと。「このぐらいあいていれば良い数値で、入院して2日以内には産まれそうね」とのコメントでした。噂には内診グリグリはかなり痛いと聞いていましたが、私の実感では少し酷めの生理痛という感じ。もちろん、痛みはありますが、我慢できない痛みではありませんでした。先生からは卵膜剥離したほうが陣痛が進みやすいからとのことで、卵膜剥離も行ってもらいました。時間にして2分ぐらいだったと思います。深呼吸をして痛みに耐えました。

産婦人科では36週から毎週のように行ってきたNSTはなし。胎動があるかだけを口頭で確認されて、胎動があるならNSTはなしでよいとのことでした。

また、うちの子の場合は、35週は逆子、36週・37週は逆子が治っていたものの、38週は再び逆子だったこともあり、再びエコーで赤ちゃんの場所を再確認。無事に、頭が下にきているとのことでした。ふぅ、よかった。

「入院の1時間前に病院に電話して」とのことで、一旦帰宅。

帰宅後は、今晩からの勝負に備えて、昼ごはんを食べて、体力温存のために昼寝、シャワー。

17時にトイレに行ったとき、おしるしを確認。

18時半。事前に言われた通り、約束の1時間前に分娩予定の病院へ連絡しました。ベッドに空きがあるので予定通りにきてほしいとのこと。

39週0日 入院

19時、自宅を出発。家に帰ってくるときは、今は夫と私の二人だけど、子供が加わって三人になっているのかなどと話しながら、明るい夕暮れ時のハイウェイを走って夫と病院へ。

19時半、病院に到着。

駐車場で荷物を降ろす。ベビーカーに山積みになった荷物。心配だったので色々持ってきすぎたかも。

病院は通常の診察時間外だったのでひっそり。誰も廊下にいない。産婦人科の受付にて、連絡先や産婦人科・小児科医などの情報を記入して入院手続きがサクッと終了。

20時には病室へ。病室は個室になっており、トイレ・バス完備。配偶者が寝ることができる簡易ベッド、テレビ、出産後に使うであろうユラユラ揺れる椅子など、出産や産後の赤ちゃんのお世話に必要そうなものが一式揃っていました。

病室では看護婦から入院に関する説明があったあと、ガウンに着替えてベッドへ。早速、血圧などを測定し、何かあったときは点滴が必要だからという理由で、IVと呼ばれる点滴針を左手首近くに装着。点滴針、何もしていないときはいいのですが、力を入れると痛みを感じます。特にベッドから立ち上がるときなどは、左手に力を入れることができなくなり、「本当に必要ですか?後でつけることはできませんか」と看護師に言ったぐらい。「緊急のときには輸血などが必要になるから、今IVを装着しておかないといけない」と言われ、渋々承諾。

バルーン挿入

21時頃、医師がやってきて簡単な診察。「バルーンを挿入して子宮口を6cm程度にまで開けたほうがいい」と言われ、バルーンを挿入。管のようなものを使ってバルーンを挿入していました。

正直、挿入自体はすぐに終わったものの、20分後くらいからお腹が痛くなり、眠れなくなってしまいました。いたいと看護婦に伝えると、「じゃあ、モルヒネを投入する?」と言われ、あの麻薬のモルヒネ?と思い、躊躇したものの、痛さには勝てないので、モルヒネを投与。モルヒネの注射をお尻からうってもらうと、痛みがかなり和らぎ、眠ることができました。体力勝負のお産だけに、できれば体力を温存しておきたいので、モルヒネ投与して休む時間を作ったわけですが、できれば痛み止めは最小限にしたいと思っていました。エピはうってくれないの?と聞いたのですが、エピをうつと絶食になり下半身に力をいれられなくなるので、子宮口があくまではエピではなく違う鎮痛剤で対応したほうがいいとの見解でした。

朝4時30分。看護師がバルーンの様子を見に来たら、バルーンがすでにおちて、子宮口が6cm開いているとのこと。確かに、お股のあたりでなにか起こった感じはあったけど、それがバルーンが落ちたのかどうかが分からなかったので、放置していたら、いつのまにか子宮口が6cmにまで開いていた模様。

ピトシン投与開始

では、次のステップにいきましょうとのことで、5時、ピトシンをIVから点滴開始。最初は少量だけど、状況に応じてあげていくからとのことでした。最初は、ほとんど痛みがなくて余裕だったピトシンによる誘発。看護師は定期的にやってきて、子宮口の空き具合の様子を見ながら、どんどんピトシンの投与量をあげていきます。最初はレベル1だったのに、次は3。5、7、…といった具合に、レベルを2ずつアップ。

10時。医師による診察。卵膜を破って破水。このとき、2分半ごとに陣痛。

12時。迫ってきた分娩にむけてシーザーサラダを食べて腹ごしらえ。陣痛は2分ごと。

13時。このときレベル12。まだ痛みは大丈夫?と聞かれたけど、ほとんど痛みが無かったので、大丈夫、エピはまだ要らないと返事。かわりに、フェンタニルとよばれる鎮痛剤をIVから投入。2分後ぐらいに、頭がクラクラしてきてアウト。

急激な陣痛で地獄を見た

13時50分。看護師からは、陣痛を促進するために、ベッドで寝てばかりではなくて、歩きまわったり、バランスボールの上に乗ったほうがいいと言われ、個室にあったバランスボールに乗ったりして少しだけ体を動かしていたら次第に体に異変が…(上の写真)。痛みが急激にましてきました。痛みにも波があり、痛くなったり、治まったりを繰り返していたので陣痛だと思います。看護師を呼んで、陣痛が痛くなったと告げたら、「麻酔医師が急な帝王切開の手術に入ってしまって1時間は出られない。1時間待ってほしい」と言われました。まだその時は、1時間なら待てるかなというレベルだったので、「わかった」と答えたのですが…、5分、10分とたつにつれて陣痛が激痛に…。さすがに、かなり痛くなってきたので、すぐにでもエピを入れてほしかったのですが、1時間はどうしようもないので、仕方なく別の鎮痛剤、別の麻薬「フェンタニル」を14時20分に投与。しかし、フェンタニルを投与しても、頭がボーっとするだけで、あまり痛みは収まらない。これは投与してもあまり意味がないなと思いつつ30分経過。あと少しだからと、激痛の波に耐えました。

そして、1時間経過。麻酔医師を早くと看護師に懇願するも、まだ連絡がつかない、との返事。こちらは激痛。激痛の合間に確認した子宮口はすでに9cm。え、これこのまま出産?か思いながら激痛に耐えます。看護師たちも、あまりの私の激痛ぶりにオロオロ。足を優しくマッサージしてくれたりすると、少しだけ助けにはなるけど、正直痛みは増すばかり。ベッドの横の柵をギュッと握りしめて、痛みに耐える。深呼吸をしてと言われるけど、正直、そんな余裕はナシ。がんばって深呼吸するけど、本当に痛い。「あーっ」と声を出さずにはいられない痛み。

そして、15時20分。まだ麻酔医師はこない。激痛。看護師が医者と相談して、陣痛を起こしているピトシンの投与を一旦休止することを提案。陣痛の間隔を広げることで、陣痛の痛みを軽減してくれました。陣痛の感覚が再びあき、3分間隔へ。

やっと、エピ投与

16時、待望の麻酔医師が到着。そこから、(どうでもいい)問診が始まり、エピ投入。エピを入れるときには背中を丸めて、そこに針を挿入。いたいらしいと聞いていたけど、陣痛の痛みのほうが圧倒的に痛すぎて、エピの針の痛みは全く感じない。入れてもらうと、精神的には少し安心したけど、やっぱり痛い、30分ほどしたらエピが効いてきて、やっと話せる状況に。本当に悪魔のような時間でした。同時に、尿を排出するための管を設置。その後、再びピトシンを投与しはじめて陣痛を促進することに。

18時。子宮口は5cm。

18時30分。ピトシンのレベルは7。赤ちゃんの頭の位置(向き)が悪いとのことで、エピを投与後は、20〜30分おきに看護婦がやってきて、眠る姿勢を調整。右を向いたり、左を向いたり、足にピーナッツボールを挟んだり、お腹の下に枕を入れるうつ伏せスタイル、時にはプリンセススタイルと言われる、ベッドを椅子上にして座ったりすることで、赤ちゃんが出てきやすいように頭の位置を細かく調整。私の方は、昼間の陣痛騒ぎで体力を消耗し、酷く眠たかったので、ずっと看護師が動かすままに姿勢を変えながら、眠り続けていました。

21時。看護師が熱を測ると38.2度。後でわかったのですが、どうも羊膜内感染を起こし、発熱していたようです。21時30分より抗菌薬を投与、そして解熱剤のTylenolを摂取。

22時20分。陣痛が痛くなってきたので、エピの容量追加をリクエスト。

22時40分。ピトシンのレベル15。解熱剤が効いたのか、37.9度。

そして出産へ

そして、転機がやってきたのが翌日の1時。子宮口はそんなに開いていないし、もう少し時間がかかりそうだねと看護師が言って去っていったのに、すぐに戻ってきて、「これからプッシュの練習をしましょう」と提案。「あれ、もう少し時間がかかりそうって10分前に言っていたのに」と寝ぼけながら、プッシュの練習を開始。両足を水色の台に乗せて、陣痛の波に合わせて「One, Two, Three, Push」でいきむように言われました。エピドュラルをいれているので痛みは感じないのですが、陣痛の波がくるとなんとなく圧力を感じるので、いきむタイミングを感じることができます。同時に、NSTでも陣痛の波がうつしだされるので、自分の感覚とNSTの画面を見ながら、いきみました。このとき、陣痛の波は4〜6分間隔。最初は、うんこを出すようにPushのときに顔を少しだけ上げていきめば良いと言われたのですが、どうしても顔にばっかり力が入って、うまくいきめない。「それじゃあ駄目だ」と言われながら、トライすること数十回、やっと「良い感じ」という看護師さんの声がけをもらって、少しずつ感覚を掴んでいきました。

そして、女医さん登場。手術服をきて、私の股のところに腰を掛けて、赤ちゃんが出てくるのを待っています。そうこうするうちに、小児科医や他の看護婦さんもやってきて、総勢6名弱+夫が私のベッドのまわりで、私が股を広げていきむのを見ている状態になりました。そして、2時すぎ。看護師さんたちが、赤ちゃんの頭が見えると言い出しました。ただ、私には全くわからないので、股の状態を見えるようにして欲しいとお願いしたら、股にスポットライトがあてて、ミラー設置。初めてみる自分のお股。スポットライトがあたっているのが不思議な感じです。そして、陣痛の波に合わせていきむ。いきみ方も、青い台に足をのせたり、足を自分でつかんでみたり、布を引っ張ってみたりと少しずつ看護師さんや医師の指示に従って、姿勢を変えて、いきみやすい方法を探していきます。個人的には、自分の足を掴んでいきむ方法が感覚を掴みやすかったです。

医者は私の膣の部分にオイルをつけて、会陰マッサージ。グイーングイーンと膣を伸ばしていました。「よく伸びるね」とお褒めの言葉をもらったのもこのとき。会陰マッサージを臨月から頑張ったかいがありました。そして、忘れもしない、我が子の頭がお股に見えた瞬間。ミラーにはっきりと、膣の部分から黒い髪の毛が生えた頭が見えました。「うーん」3回目のいきみで、頭がちょっと見えたけど、陣痛の波がひいていきむのをやめると、スーッと頭が中に入って言ってしまいました。夫が「家に帰っちゃった」というと、部屋の中に少しだけ笑いが起こりました。頭が見えると、俄然いきみにも気合が入るし、いきみ方がやっとわかった気がして、ミラーの設置は恥ずかしい経験だったけど、とてもよかったです。そして、頭の出たり入ったりが続くこと数回。もう出したいと思い、いきみを3回から4回に増やすことを私から提案。3回目のいきみで頭が少し見えたところで、もう一回、とどめのいきみ。それでも、なかなか出てこない。そして、通算100回ぐらいいきんだところで、最後の力を振り絞って「うーーーーーん!」その瞬間に、女医さんが赤ちゃんの頭をぐいっと引き出してくれて、羊膜を被った赤ちゃんが出てきました。あの瞬間は、決して忘れません。我が子が本当に体から出てきた瞬間をみることができて本当に良かったです。そして、しばらくの沈黙のあとに、「わーーーーーん」と元気のいい泣き声が病室に響き渡りました。

赤ちゃんのへその緒を夫がカットし、体を簡単に拭かれた状態で、私の胸へ。カンガルーケアがはじまりました。初めての赤ちゃん、小さくて温かくて、勝手に涙がスーッと流れました。10ヶ月間、お腹の中で大切に守ってきた私達の赤ちゃんが、今この胸にいると考えただけで、本当に嬉しくて、抱き方もわからない、たどたどしい手付きで、胸の上の赤ちゃんを抱いていました。

その間に、女医さんは胎盤を取り出し、会陰を少しだけ縫ったりと後処置。会陰を縫っているときは全く痛みは感じませんでした。そして希望していた胎盤を見せてもらうと、特大のステーキ肉のような大きさで、こんなに大きかったのかとかなり驚きました。

カンガルーケア後は、回復期間。エピを抜いて、産褥ショーツの履き方を習い、ベッドの上へ。

そして、病室には夫と赤ちゃんの3人だけが残されました。3人だけの初めての静かな夜。赤ちゃんはすやすや眠っています。夫と薄暗い明け方の病室で、赤ちゃんが無事に産まれたことを喜び、「赤ちゃんって思ったより良く眠るね」とそんなことを話しながら、夢の中へまどろんでいき、出産が終わりました。

出産後の経過の様子と雰囲気

アメリカでは経膣分娩での入院期間は、わずか3日。

早朝に産まれた赤ちゃんは、産まれた当日から検査がはじまりました。その間に、母体の回復を測っていくのですが、ミルクをやったり、オムツ替えも全て自分たちで行う必要があるので、回復どころでは有りません。すべてが初めてのこと。赤ちゃんもオムツ替えに慣れていないので暴れるし、大人二人でヘトヘトになりながら、ミルク替えとオムツ替えを2〜3時間おきにこなしていきました。

困ったことは、おっぱいが出ないこと。産まれたら、母乳ってすぐにドバドバって出ると思っていました。私は間違っていました…。実際には、本当に出ない。生まれたての赤ちゃんは10mlぐらいしか飲まないのですが、赤ちゃんに吸ってもらっても、おっぱいが全く出てこないので、泣きわめきます。看護師さんのアドバイスで搾乳してみましたが、搾乳しても全く出てこない。入院中にラクテーションコンサルタントがやってきてアドバイスをくれましたが、そのアドバイスも全く役に立たない。そんな訳で、赤ちゃんには病院から支給してもらったSimilacの液体ミルクを与えて、母乳が出てくるよう搾乳で刺激する作戦になりました。

産まれたばっかりの赤ちゃん、病院から赤ちゃんの肌着を持ってくるようにと言われていなかったので、何も持ってきていなかった私達は、赤ちゃんにはおむつをして、その上に病院から支給されていた布をつかって、おくるみを着せていました。ただ、布のおくるみは難しい。何度教えてもらっても、固くキュッとくるむことができずに、すぐほどけてきます。肌着を持ってくるべきだったと反省しました。

アメリカ出産の個室の様子と雰囲気

東京で住んでいたワンルームより遥かに広い個室が、私の分娩&回復で滞在した部屋。上の写真のように、真ん中にベッドがあり、窓際に配偶者用のソファベッド、右側には浴槽ありのバスルーム。二人で滞在するには十分すぎるほど広い部屋です。

バスルームの様子。お手洗いと洗面所、そしてかなり大きな浴槽がありました。

私は浴槽に入るチャンスはありませんでしたが、夫は出産後に浴槽にはいってリラックス。気持ちよかったと満足そうでした。

分娩台となるベッドの上の天井には、上のような装置が。分娩時には、スポットライトがお股の部分にあたる仕組みです。

その他にも、バランスボールなどの出産に必要な道具、授乳時に使えるような揺れる椅子など、赤ちゃんが生まれた後に利用できる家具も沢山備えてありました。

正直、かなり快適に過ごすことができて、個室での出産は本当によかったです。

アメリカ出産の入院食

アメリカで入院するのは初めてなのですが、その入院食にびっくりしました。日本の病院のように毎日のメニューが決まっているのかと思いきや、自由な国らしく、レストランのように、決められたリストの中から好きなものを選ぶようです。

朝・昼晩で違ったメニューがあり、そこから好きなものを選び、食堂に電話して、部屋まで届けてもらうというスタイル。前菜、メイン、デザートから選択できる品数が決まっているので、その範囲でオーダー。正直、フルで頼むと、大人二人分の食事は軽く賄える食事量。

メニューは、サラダ・パスタ・ステーキ、さらにはアペタイザー、デザート、サンドイッチ、パンケーキなどがありました。個人的には、パンケーキとシーザーサラダがお気に入り。

夫はあまり美味しくないと言っていましたが、私は普通にストレス無く食事を楽しむことができました。

アメリカでの出産費用

はたしていくらになるのだろうとビクビクしていた請求書が届きました。

総額は約45,000ドル。自己負担は、なんと0ドルでした!おそらく、保険に2つ加入している関係で、全てが保険でカバーされたのだと思います。

アメリカ出産に必要なものリスト

病院のWebサイトで、出産に必要なもののリストがありましたが、カーシートぐらいでほとんど持っていかなくていいと記載されていました。ただし、実際に出産を体験して、コレは持っていくべきだというものがあったので、出産に必要なものリストとしてまとめておきたいと思います。

  • カーシート
  • ベビーカー(あると便利)
  • 赤ちゃんの肌着
  • メディキュット(着圧ソックス)
  • 退院時の洋服・靴(足がむくむので草履がベスト)
  • 携帯と携帯の充電ケーブル
  • ノートと筆記用具(出産の様子を記録するのに便利)
  • 授乳クッション(あると便利)
  • メガネ

逆に不要だったものはこちら。日本の方のブログを見ていると色々なものを持ち込まれていますが、アメリカでの出産は病院で支給されるものが殆どで、あまり色々なものを持ち込んでいく必要はないと感じました。

  • ストロー(病院から支給された)
  • パジャマ、産褥ショーツ(病院から支給されたものでOK、処置中は病院パジャマじゃないと不便だと思う)
  • バランスボール(病院にあった)
  • 赤ちゃん用のおもちゃ(うちの子は反応なし)
  • 食料(病院食は思っていたより不味くなかった、必要ならUberEatsも利用可能)
  • ハンドクリーム・リップクリーム(特に乾燥していなかった)
  • お気に入りの曲リスト(正直、曲を楽しむ余裕はない)
  • 抱きまくら
  • テニスボール(無痛分娩だったから?使う場面がよく分からなかった)
  • iPad(入院したらすぐに誘発がはじまるので、動画を見る余裕はなし)

アメリカで出産するメリット・デメリット

アメリカでしか出産したことがありませんが、アメリカ出産のメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

  • 無痛分娩ができる
  • 個室で分娩できる
  • 出産全体的に病状の説明が少ない
  • 配偶者が個室に寝泊まりできる

デメリット

  • 3日〜4日しか入院できない
  • 良くも悪くも産んだ直後から育児がはじまるので、休む暇はない
  • 育児に関してあまり丁寧に教えてもらえない

私は、アメリカでの健康保険を持っていたことと、無痛分娩ができることが理由でアメリカで出産しました。もし、次回も出産するのであれば、一人目の育児を通してある程度育児がわかっているので、アメリカでの出産を選ぶと思います。

さいごに

アメリカでの出産体験を紹介しました。必要な方に届きますように。