アメリカ国籍の方との結婚でグリーンカードを申請すると、最初は2年の期限付きのグリーンカードが発行されます。
その後、2年後にグリーンカードの更新し、期限を取り除き10年のグリーンカードに更新する手続きが必要です。
本記事では、グリーンカードの更新作業について紹介していきます。
グリーンカードの更新にかかったスケジュール
実際にかかった更新スケジュールを紹介します。予想通り、長いプロセスでした。
- 2019年9月 グリーンカード申請書類の提出
- 2019年9月 申請書類を受理したとの届け&グリーンカードを18ヶ月延長を許可する手紙が届く
- 2019年11月 グリーンカードが期限切れ
- 2020年11月 グリーンカードの手続きを他の部署に移したとの手紙が届く
- 2021年3月 グリーンカード更新を許可したとの手紙が届く
- 2021年X月 新しいグリーンカードが届く
USCISからグリーンカード更新のお知らせ
更新のタイミング更新の3ヶ月ほど前にUSCISから手紙が送られてきて、グリーンカードの更新が迫っているので、なるべく早めに書類を送付するように求められます。
書類提出のタイミング3ヶ月前から、書類を提出することが出来ます。
グリーンカードの更新書類が受理されると、グリーンカードの期限が延長されるので、ギリギリでも大丈夫かもしれませんが、書類に不備があると容赦なく書類が戻ってきます。
とにかく早めに書類を提出することを強くおすすめします。
グリーンカードの更新に提出した書類リスト
初めてのグリーンカードの更新で提出した書類は下記の通り。
最初は、I-751、G-1450、G-1145といった必要最低限の書類だけでいいかと思ったのですが、よくよく調べてみたら二人の婚姻関係をサポートする書類が必要とのこと。
使えそうな書類をかき集めました。
グリーンカード申請時の書類に比べたらだいぶマシですね。
- カバーレター
- I-751
- G-1450 (申請料金のクレジットカード払い用の用紙)
- G-1145 (通知サービスの申込用紙、オプション)
- 現在のグリーンカード両面のコピー
- Copy of our marriage certificate
- Copy of our apartment rental agreement with joint occupancy
- Copy of home insurance
- Copies of the tax statements
- Copies of bank statements
- Copy of car insurance
カバーレターは、不要かもしれませんが、他のグリーンカードの申請に関する英語の情報サイトを見てもカバーレターをつけるべきだと書いてあったのと、グリーンカードの申請時にもカバーレターを付けた経緯から、カバーレターを添付しました。
書類を揃えたら、FedexやUSPSから書類を送ります。
書類を送るときは、なるべく配達状況がトラッキングできるオプションを付けたほうがいいですよ。
Fedexだと$10ほど、USPSであれば$5で送ることが出来ました。
グリーンカードの更新書類に不備があって再提出
実は、私はグリーンカードの更新時に、書類不備という理由で書類がそのまま戻ってきました。
戻ってくるまで、2週間ぐらいかかったかと思います。
私がひっかかったのはこちら。
みなさんも同じ間違いをしないように注意してください。
A-numberが空欄だった
A-numberの欄には、If Anyと書かれていたので、なくても問題ないと思っていましたが、だめだったようです。
グリーンカードのUSCISの番号がA-numberに該当します。忘れずに記載しましょう。
申請料金にバイオメトリックスの料金が含まれていなかった
グリーンカードの申請料金に、バイオメトリックスの料金を含めていなかったことも不備として指摘されました。が
どこかで結婚でグリーンカードの更新する場合は、バイオメトリックスの料金は不要だと見た記憶があるのですが、勘違いだったようです。
グリーンカードの申請料金は595ドルですので、それにバイオメトリックスの料金(85ドル)を加えて、合計680ドルの支払いが必要でした(2019年9月現在)。
ぜひ、バイオメトリックス料金が必要かを慎重に確認することをおすすめします。
なお、申請料金はクレジットカード払いが可能です(2019年9月現在)。
UAのクレジットカードなど、マイルの貯まるクレジットカードで支払いをして、申請料金でもマイルをゲットしましょう!
なお、再提出のときは、書類不備で添付された緑の紙と、さらにカバーレターをつけて、提出しました。何度、カバーレターを書けばいいんだか…
申請受理でグリーンカードの期限がとりあえず延長
10日ぐらいで、USCISが書類を受理したというSMSが届き、ほぼ同じ日に自宅にグリーンカードの期限を18ヶ月間延長すると書かれた書類が届きました。
これで、当面は年末年始に日本にも帰国できそうです。
ただし、1年以上アメリカから出てしまうときには、別途申請が必要とのことですので、注意が必要ですね。
グリーンカード更新時の指紋採取
指紋採取は必要ないとの通知が手紙できました。まだしばらくプロセスに時間がかかりそうです。
グリーンカード申請をトランスファー?!
2020年11月初旬、USCISからあなたの申請を他の部署に移しましたという通知が。その理由は、プロセスを早くするためとのこと。いや、もうすでに1年待っているんだけどね…。しばらく、待機の日が続きそうです。
グリーンカード更新時のインタビュー
私の場合は、インタビューがありませんでした。
グリーンカードの受取り
2021年3月に、突然Conguratulations!の文字が入った手紙が届きました。インタビューが行われるのかと、インタビューの案内を待っていたので、突然の手紙に驚きましたが、やっと申請がおわるのかとホッとしました。
ただ、グリーンカード自体はまだ届いていません。これから60日以内に送りますとのこと。この手紙によると、新しいグリーンカードが届くまでは、アメリカ国外に基本的には出ないでくださいとの注意書きがありました。もし、旅行や出張の予定があったら慌てていたところでしたね。