こんにちは。つわりで苦しんでいるりんりんです。本記事では、アメリカで処方してもらったつわり用の薬「Bonjesta」を飲んでみた体験談を紹介していきます。
私のつわりはこうして始まった
妊娠5週目頃から、スーパーに行くとなんか気持ち悪いと感じ始め、それが数日続いた後、6週になるとお腹がすくと気持ちがわるくなる「食べづわり」の傾向が顕著になりました。かなりの頻度で空腹を感じるようになり、2時間おきにおにぎりやパナナを食べている生活。6週4日目の心拍確認の検診で、つわりがあるというと、つわりの薬「Bonjesta」を処方するねと言われ、「Bonjesta」と出会いました。
つわりの重症度
私のつわりは、Bonjestaのサイトで診断すると中〜軽症と判断されました。気持ちが悪い感覚はずっとあるのですが、(7週時点で)実際に吐くことはなかったです。
Bonjestaの成分
Bonjesta自体は小さめのピンクの錠剤です。錠剤に妊婦さんの絵が描かれていました。
抗ヒスタミン剤とB6などのビタミン剤が入っているようです。
Bonjestaを飲もうと思ったきっかけ
正直、妊娠中に薬を飲むのはと気が引けたのですが、60年以上の歴史があり3500万人以上が飲んできた歴史があるとのこと、さらに病院でも「Very Safe」と言われたので、その言葉を信じて、吐き気が続くよりは良いかと思って飲むことにしました。
保険適用された!Bonjestaの価格
保険適用なしの場合、Bonjestaの価格は421.32ドル。30錠でこの値段ですから、1錠あたり約14ドルです。保険がないととてもじゃないけど、買えない薬です。
保険会社の割引が適用されて、保険会社が実際に支払った価格は347.91ドル。どれでも高い。
幸いにも、私の保険(Aetna PPO)で全額カバーされたので、自己負担金額は0ドルでした。アメリカは医療費が高いですが、こういう薬代は保険でカバーされるときは本当に安くなるので助かります。
実際にBonjestaを服用した感想
Bonjestaを寝る前に1錠だけ服用するように言われました。飲むと、1時間後ぐらいにすごい眠気が襲ってきて起きてられなくなるぐらいの眠気です。シャワーを浴びて、寝る用意をしてから服用するようにしています。さらに、酷いときは朝も服用するようにと書かれています。7週や8週頃になるとつわりがより酷くなってきたので、1−2日だけ朝にも服用しました。
ただ、1週間ほど飲み続けるとその眠気にも耐えられるようになってくるように感じました。
この薬を飲んでからは、空腹時の吐き気がかなり抑えられたように感じました。それまでは、昼間はお腹を減らさないようにずっと食べていたのですが、その必要もなくなったのは快適になりました。ただ、薬の効果がきれ始めるのか、翌日の夕方あたりは気をつけておかないと、気分が急に悪くなるので注意が必要です。
また、以前は食べられる食事が限られていたのですが、Bonjestaを飲んでからは、普通の食事も食べる気が起こるようになりました。ただし、やっぱり匂いの強いものや味が濃いものは難しい日が多いです。
しかし、副作用なのか、頭が本当にぼーっとします。特に服用を始めた数日間はひどかったです。慣れてくると、そこまでぼーっとする感じはしません。服用を開始した当初は、朝起きたときから耳がつまっているような感覚があり、頭がボーッとした感じで時間が過ぎていきます。吐き気は抑えられたのですが、その代わりに頭がボーッとしていてこれはこれで仕事に集中できる環境ではありません。。。ただ、薬に体が慣れてくるにつれ、適度に薬が効いてくれるときがあり、そこまでのぼ~っとした感覚がないときもあるので、そのときは仕事に集中することができました。
夕方4時や5時頃になると薬がきれてくるのか、頭がスーッと晴れてきて、冴えて来る感覚がします。吐き気も感じないので、夕方が一番快適かもしれません。ただ、これも日によって感覚が違うので、日によっては夕食を食べたらソファに横になって動けないときもあります。
また、副作用として書かれていた喉の乾きですが、最初の日は、喉の乾きを感じましたが、2日目以降はあまり気にならなくなりました。
まとめ
私はBonjestaの他にも、週に1回の鍼に通い、腕につわり対策バンドもつけています。Bonjestaは、明らかにつわりの軽減に役立ちました。これがなかったら、果たしてどんな状況だったのかと恐ろしくなります。Bonjestaは明らかに、私のつらいつわり生活を助けてくれました。それでも、やっぱりつわりは辛かったので、もう二度とは経験したくないです…。