ライフスタイル・健康診断

【体験談】アメリカ・中華系医院での鍼治療

実は最近、不妊治療について友人に聞いたり、インターネットで調べたりしていました。

色々聞いてまわって、鍼は100%効果あるとは言い切れないけれども、良いという人も周りに多かったので、試しに、現在住んでいるアメリカ・カリフォルニア州の中華系医院で鍼治療を受けることにしました。

アメリカ・鍼医院の探し方

鍼は、英語ではAcupunctureといいます。

yelpやGoogleで評判の高いAcupunctureを探しつつ、健康保険が適用できる場合もあるので、健康保険会社のWebサイトで鍼医院を探すのがおすすめです。

アメリカ・鍼治療への健康保険適用

アメリカの健康保険(私の場合はPPO)は、鍼にも保険が適用されるところが多いです。

私も、鍼の治療先で保険が適用できるかと聞いたら、鍼の治療院が保険会社と話してくれて、保険適用OKとなりました。

従って、一回あたりの支払額はCo-Payの30ドル(約3000円)でした。

アメリカ・鍼治療の様子と雰囲気

何回か、アメリカで鍼治療を受けたことがありますが、多くの場合はアジア系の人が営んでいるところが多いですね。

私も中国系のおばさんが先生をしている鍼のお店に通っています。

[ステップ 1] 初回受診時には、保険の適用に必要とかで、住所や電話番号・保険の情報を提供します。さらに、気になっている症状を伝えます。私の場合は、肩こりと不妊を伝えました。

初回受診時にはコレを持っていきたい

健康保険のIDカードと、初回診療費支払いのための現金・クレジットカードを持っていきましょう!

健康保険が適用できる場合があります。

更に、FSAを契約しているのであれば、FSAの支払いカードを忘れずに。

[ステップ 2] 診察室に移り、左右の手首の脈と舌を見せます。ここで、これから「頭」と「お腹」と「足」に鍼を指していくけれどもいいかと聞かれました。

[ステップ 3] アルコールで消毒をしてから、次々に鍼を刺していきます。初回の治療では様子を見るために少なめの鍼を刺したようで、2回目から鍼の数がぐんと増えました。

良いことなのか、悪いことなのかわかりませんが、このおばさんが鍼を刺すときに、軽くビリっと電気が走る感覚がある事が多いです。

しばらくしたらその感覚は消えるのですが、あまりこういった経験をしたことがなかったので、大丈夫なのかなと思って、おばさん先生に聞いてみたところ「大丈夫。むしろ良いことだ」との返答でした。

鍼に行くにはこんな洋服が便利!

鍼を刺すときは、場所によっては洋服をめくり上げる必要があるので、タイトなジーンズなどは鍼に行くときにはあまり向かないような気がします。緩めのズボンや長めのスカートがいいかもしれませんね。

また、お腹に鍼を刺すこともあるので、上半身と下半身が別れている洋服が良いと思います。

[ステップ 4] 鍼を一通り指し終わると、横にあったベッドに横になり、そのまま安静にするように言われます。

約45分ほど、横になっていると思いますが、この時間が本当に気持ちがいい。スーッと眠りについて、かなり深い眠りにつくことができます。鍼で副交感神経を刺激されているからかもしれません。

至福のひとときです。

[ステップ 5] 時間がたったら先生が起こしに来てくれて、鍼を抜いて、アルコール消毒、そして支払いという流れになります。

不妊治療を目的とした鍼治療の回数

最初の3回ぐらいは、1週間に2回ぐらいの頻度で来てほしいが、その後は1週間に1度でOKとのことでした。

産婦人科での診断結果があったら持ってきてほしいといわれたので、もしそういった診断結果を持っている方は持っていった方が、より適切な治療を受けられると思います。

さいごに

アメリカの不妊治療は高額ですし、体に負担もかかるので、鍼が少しでも身体の改善につながればいいやぐらいの気持ちで通っています。

不妊治療に限らず、肩こりも、鍼が終わったあとは軽くなったので、保険が適用できるのであれば試してみてもいいと思いますよ。