妊娠中期に行われる、妊娠糖尿病を早期発見するための血液検査「グルコースチャレンジテスト」を受けてきました。高齢での妊娠ということもあり、糖尿病は大丈夫かなと妊娠初期から心配していたので、このテストは気になっていたテストのひとつでもあります。
本記事で、アメリカでグルコースチャレンジテストを受けた様子について紹介していきます。
グルコースチャレンジテストの概要
妊娠糖尿病の早期発見のための血液検査。アメリカだけではなく、日本の病院でも行われているテストのようです。
グルコースチャレンジテストとは:50gのブドウ糖の入ったサイダーを飲み、1時間後に血糖値を測定します。
https://www.sanraku.or.jp/wp/archives/912
グルコースチャレンジテストの体験談
24−28週の間に行われるテスト。1回目は1時間かかるとのこと。妊娠糖尿病と診断されると怖いなと思ってたのですが、お腹の中の赤ちゃんへの影響を考えると早いほうが良いと思い、早速受けてきました。
グルコースチャレンジテストの案内は、産婦人科医から6ヶ月の検診の時に案内がありました。24-28週の間に受けてきてほしいこと、そして予約は不要。病院から渡された血液検査の指示書を持っていけばよいとのことでした。
当日は絶食は不要とのことでしたが、私は朝一番でサプリや朝食を食べていない状態で病院に行きました。病院の案内所で案内された、Labと書かれたコーナーへ。
Labの受付でチェックインすると、ちょっとまってと言われて噂のブドウ糖が50g入ったジュースが登場。椅子に座ってゆっくり飲めるのかと思いきや、受付のお姉さんは「はい、今から飲んで」とのこと。味はライムレモン。ちょっとだけ甘い微炭酸という感じ。受付のお姉さんは「Flat Fanta. Not bad」と言っていましたが、まあお姉さんの言ったとおりでしたね。味は悪くなかったので、一気に飲み干すことができました。受付の人に聞くと、2時間テストの場合はXX味、3時間テストの場合はXX味とテストの種類によって味が決まっているそう。なんとかこの1時間のテストでクリアしたいところです。
飲み終わったタイミングからタイマーを掛けて60分待機。トイレは言ってもいいけど、水はあまり飲まない、あまり動き回らないでと言われたので、隣の待合室で待機。その際に、60分たったら呼び出しがかかるブザーを渡されました。
甘い味が口の中に残っていて、なんだかすこし口の中がベタベタします。
飲んでから10分ぐらい経った頃から、お腹の中の赤ちゃんがぐるぐる動き出しました。30分ぐらい経った頃は、さらに激しく動き出した気がします。気のせいかな。
病院はWi-Fiもあったので、仕事をしながら待機。1時間であればすぐ。朝早くに行ったので人もすくなく、快適に過ごしました。
そして、1時間経過したところで血液検査のラボへ。呼び出し音が鳴ると言われていたのに、呼び出しブザーがならないので受付へ行って、もう時間になりましたと声がけ。「あぁ、ごめんごめん」と言われて、血液検査の順番待ちのキューに入れてもらいました。自分で、タイマーを掛けておいてよかったです。
血液の採取は、少し不機嫌そうな方が担当。最低限の会話だけを交わして、終了。医師からのオーダーに従って3本の血液を採取。10分弱で終わりました。
グルコースチャレンジテストの結果
その日の夕方には、結果がWebサイトに掲載されていました。
私の結果は、115 mg/dL。適正値が70 – 140 mg/dLなので、なんとか適正値の範囲内に収まっていました。ひとまず、妊娠糖尿病の危険性は回避できたようです。
当日は、グルコースチャレンジテストの他にも、赤血球・白血球・ヘモグロビン濃度・ヘマトクリットなどの貧血、さらには梅毒のテストも含まれていました。
なお、後日、血液検査の結果を見た産婦人科から連絡があり、鉄分が少ないので鉄分のサプリ(325 mg Ferrous Sulfate)を出産まで飲むように指示を受けました。
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(請求書を待っているところです。ドキドキ)
さいごに
アメリカの病院で24週〜28週の間に行われる、妊娠糖尿病のテスト「グルコースチャレンジテスト」の様子を紹介しました。炭酸水を飲んで血液検査を行うテストで、所要時間は1時間ちょっと。私の場合は絶食は必要ありませんでした。
結果は陰性。高齢でハイリスク妊婦と言われてきたので、ひとつの危険性を回避できてホッとしました。