旅行・帰省

無料!日本帰国に備えたアメリカでのPCR検査【体験談】

こんにちは。先日、アメリカから日本に一時帰国しました。コロナ禍になって初めての日本への帰国です。

知り合いなどに聞いても、300ドル近い料金を払って日系の病院で陰性証明書を発行している方が多いようですが、CityHealthもしくはInstantUrgentCareでもアメリカでの保険を適用してPCR検査を受けられるという情報を見つけたので、早速InstantUrgentCareでPCR検査&日本への入国を行ってきました。

結論から言うと、InstantUrgentCareでアメリカの保険適用でPCR検査を無料で受診。3時間後には、厚生省のフォーマットで結果を記入していただくことができ、無事に日本に入国することができました。

InstantUrgentCareの予約方法

InstantUrgentCareのWebサイトから予約します。ベイエリアであれば何箇所か診療所があるので、自宅に近いところで選ぶといいと思います。私は、パロアルトのInstantUrgentCareで予約を入れました。

保険適用を受ける場合は、予約後にアメリカの保険情報を登録します。保険会社名とIDを登録しました。

InstantUrgentCareの予約サイト

当日のPCR検査の様子

予約した時間にInstantUrgentCareが指定した裏口の駐車場に行きました。車で寄せれば、検査員が出てきてPCR検査をしてくれるとのことでしたが、係員がいない。駐車場に車を停めて、裏口(PCR検査の専用受付)まで行き、係員が出てくるのを待ちました。20分ぐらい待ったところで、係員が登場。人員不足のためか、PCR検査のところに常駐しているわけではないので、ドアを強めに叩いて係員を呼び出す必要がありました。

係員が出てきたら、手持ちのパソコンを使って予約が有ることを確認。旅行のためのPCR検査であることを伝え、厚生省のフォーマットを見せながら、InstantUrgentCareの検体採取方法と検査方法が下記であることを再確認しました。

・検体採取方法:鼻咽頭ぬぐい液 Nasopharyngeal Swab

・検査方法:核酸増幅検査(RT-PCR法)

その際に、日本政府が指定しているこの用紙に記入してほしいと厚生省のフォーマットを手渡したところ、快く「記入しておくね」と言ってくれました。

検査は、綿棒のようなもので鼻の入り口近くをぬぐうだけ。以前のPCR検査は、鼻の奥に綿棒を入れてかなり痛かったのですが、今回は全く痛みなし。これだったら何回でも受けられます。

結果は2時間後に専用Webサイトで見られるとのこと。ただ、私は厚生省のフォーマットに記入してほしかったので、2時間後にフォーマットを取りに来ますと伝えてその場をさりました。

そして2時間後。結果を知らせるメールも来てないし大丈夫かなと不安になりながら再訪。まず係員がいないので、ドアをドンドンと大きく叩いて係員を呼び出しますが出てきません。10分後ぐらいに出てきて、結果をこれから記入するからあと15分と言われ、そのまま待機。結局、すぐには結果がでていなくて、3時間後に厚生省のフォーマットを受け取り、同時に専用WebサイトでPCR検査の結果を確認することができました。

InstantUrgentCareの結果フォーマット

厚生省からは下記の情報を入力することと支持されていますが、InstantUrgentCareのフォーマットは下記の情報が掲載されていました。

念の為、厚生省のフォーマットを渡しておいたのですが、パスポート番号と性別以外は記入して戻ってきました。検体採取の時間と結果が判明した時刻が同じ時刻が記入されていて、しかもアメリカ式フォーマット(MM/DD/YYYY)で書かれていたので大丈夫かなと少し不安でしたが、帰宅後にMy SOSで陰性証明書をアップロードしたところ、承認されたので、多少のことは気にしなくても良さそうです。

その後、日本政府が導入しているMy SOSのアプリ上で結果をアップロードして、First Trackの申請を実施したところ、1-2時間で承認されたとの通知をもらいました。実際に、無事、日本への入国もできましたよ。

まとめ

日本入国のためのPCR検査の情報がかなり錯綜しています。安全なのは日系の病院で行うことですが、1通300ドルは高すぎます。

CityHealthやInstantUrgentCareであれば、保険を適用して無料〜25ドルで、しかも2〜3時間で結果を得ることができるのでオススメです。

InstantUrgentCareの予約サイト