ライフスタイル・健康診断

アメリカ・不妊治療3回目ー検査結果説明とコンサルテーション

先日、アメリカと日本での検査結果をもとに、今後の治療方法に関するコンサルテーションを受けてきました。

アメリカで不妊治療を考えている人向けに、その内容について紹介していきます。

不妊治療前の検査結果説明

私が通っている病院は、他院での検査結果もOKとのことだったので、検査費用が安い日本でいくつかの検査を受けて、その結果をアメリカの病院に提出しました。

具体的には、子宮造影検査、私の血液検査と主人の精液検査。

検査結果は日本の病院でもらってきたので日本語表記だったので、自分で翻訳して持っていきました。

正確には、事前に翻訳して送っていたのに、先生がその結果を認識していなかった(もしくは検査結果がシェアされていなかった)ので、コンサルの中で検査結果を見せました。

検査結果は、私の卵子は使えそうだけど、年齢を考えるとIVFをしましょうという話でした。先生によると、「卵子が使える可能性が低い場合は卵子提供を推薦するんだけど、君はまだ大丈夫そうだけど、もうあと1−2年だね」ということで、もう待ったなしの状態であることを再確認しました。

子宮造影検査の結果は、日本の先生の見解を伝えると、「僕は違う意見だな」とのことで、アメリカ側の先生は卵管がつまっているようには見えないとのこと。なるほど、先生によって、結果の理解が異なることがあるんですね。

不妊治療計画の概要

先生は、すぐにでもIVFをしましょうということでした。

が、主人が東南アジアに滞在し、ジカ熱のウイルスを保有している可能性があるとのことから、東南アジアを出発した日から3ヶ月は彼の精子を使わないほうがいいとのことで、3ヶ月を待って受精できるようにスケジュールを調整することになりました。

これから妊娠を考えている方は、ジカ熱が流行しているエリアへの旅行は控えるか、3ヶ月待ってから妊活をしたほうがよさそうです。

IVFは、2ヶ月で1サイクルといった感じでした。

最初の生理から数えて9日目に病院に行き、そこから薬を摂取。そして、次の生理のときに注射などの処置をしながら、排卵の時を待ち、卵の摂取・受精・戻し・妊娠確認をするようです。

アメリカは成功率を上げるために多くの受精卵を戻すのではと心配していましたが、私が通っている病院では戻す前に受精卵を判定するので、状態がいい卵を1−2個だけ戻すと決めているようです。多胎妊娠はいろんな意味で心配だったので、少し安心です。

アメリカは1度のサイクルで約200万円〜250万円近い費用がかかるので、体力的にもお金の面からも、できれば少ない回数で成功したいというのが本音です。

知人によると、1千万円かかったという人も…

日本とアメリカの病院で、不妊治療のコンサルテーションを受けたのですが、正直、日本のほうが超絶丁寧です。細かいことまで資料を使って教えてくれるので、大変勉強になりますし、納得感があります。一方、アメリカの病院は説明が最低限。説明してもわからないと思われているのか、殆ど説明がありませんし、更に流れ作業感が出ていました。

次回の不妊治療

次の不妊治療は、来月の生理の際に病院に連絡をし、IVFのサイクルをはじめましょうとのことでした。

それまでに、健康保険会社への連絡等費用面での整理、不妊治療のオンライン学習を行う必要があるようです。

いよいよアメリカで最初で最後の不妊治療のはじまりです。ドキドキ…