ライフスタイル・健康診断

【1回目】アメリカ・不妊治療記録〜 初回カウンセリング

アメリカ在住の会社員主婦が、アメリカの不妊治療の様子を実況中継していきます。

アメリカ・不妊治療の受診前に大量の問診票記入

予約時に大量の書類が送られてきて、合計20枚くらいはありそうな書類の数々に、署名・病歴・アレルギー情報を記入していきました。

他の病院と同じく、自分の病歴の他にも、家族の病歴、不妊治療特有だと思いますが、最後の生理日の情報も記入しました。

なお、書類の半分は保険会社に申請するための書類でした。

私の保険会社は、不妊治療が始まる前に、不妊治療を保険でカバーしてもらえるよう申請をしなければいけないとのことで、不妊治療に関して色々と質問がありました。

実際に不妊治療を受けていないとわからないような設問もあったので、どうなることやら。

アメリカ不妊治療の受付の様子と雰囲気

渋滞を避けるために、約束の時間の1時間前に病院に行ってしまいました。

病院はWi-Fiもあったので、待合室でパソコンを開いて仕事をしながら待っていたのですが、私が訪れた病院は待合室が開放感があってキレイだったので、居心地が良かったですね。

受付時には、ID(運転免許証)と保険のカードを提示し、その後、何やら個人情報保護に関する同意書のようなものにサインをしました。

アメリカ・不妊治療の初回カウンセリングの様子と雰囲気

約束の時間を15分ほど過ぎた頃に、やっと私の名前が呼ばれました。

診察室に通されると、本人確認のためか名前と誕生日を聞かれました。

ここでも再びアレルギー系の質問と、最近の生理の一日目はいつかといった質問がありました。

次に、血圧・体重と身長を測定。しばらくすると、先生の登場です。

まず、先生から「不妊治療について知っていますか」と聞かれ、「知らないです」と回答すると、丁寧に年齢と妊娠率・流産率(Loss)・ダウン症率(Down)・生存率(LBR)を教えてもらいました。

自分の年令を照らし合わせていくと…もう奇跡としか言いようがないような数値でした。

そうか…こんなに低かったんですね。もっと早く対策をうてばよかった、と思いましたが、今更時間は戻せないので仕方ないですね。

先生からは、「まずは今日は血液検査を受けて帰って。そして、次の生理初日から6日〜11日の間に超音波画像(Saline Infused Sonogram)を受けて」と言われました。

そして、「ご主人も精液検査を受けてね」と。

「実は主人は、外国にいるため2ヶ月ほど帰ってこないんです」と伝えると、「じゃあ外国で受けて、テスト結果をFAXしてください」とのことでした。

この辺は意外にフレキシブルなんですね。

今後、数週間の予定や治療方針を説明してもらったところで今日のカウンセリングは終了でした。

先生も感じがよかったし、この先生に任せてみようかなと思い、そのまま血液検査を申し込みました。

アメリカ・不妊治療の血液検査の様子と雰囲気

20分〜30分ほど待ったところで、名前が呼ばれ血液検査へ。

血液検査ではInfectious Disease Panel、Genetic Carrier Screening、AMH(アンチミューラリアホルモンという卵巣の中に残っている卵子の目安)を測る事になりました。

AMHに関する説明は専門家のサイトがオススメ

血液検査の部分には、no fasting(絶食不要)と書かれていたので、不妊治療用の血液検査は絶食しなくてもいいようです。

血液検査は、専門の人がいるようで、棚から大げさに梱包された血液検査のキットが出てきて、そこから3本の試験管が出てきました。

普通に針を刺され、試験管を次々にかえて、あっという間に血液検査が終了です。

血液検査のあとは、どのテープがいいと聞かれ、縁起をかついで、スマイルマークの明るい包帯を選びました。

この包帯がスグレモノ!

ひとまきしただけで、パチっととまり、よれない。かなり使い勝手がいいですね。

日本では見たことがないんだけどと聞くと、その彼女は何年も前からこの包帯はあるわよと言って、笑っていました。

アメリカ・不妊治療の初回カウンセリングで知っておきたかった英単語

最初のカウンセリングは一応終わったわけですが、不妊治療の英単語をしっかり勉強しておくべきでした。

言いたいことが、大人の英語で話せませんでした。

仕方ないのですが、これから勉強していきます。

下記が、初回カウンセリングで実際に出てきた英単語です。

  • IUI 人工授精
  • IVF 体外受精
  • Period 生理
  • Semen 精液
  • Intercourse 性交
  • LBR 生存率
  • Loss 流産率
  • Down ダウン症の割合
  • Uterine 子宮
  • Sonogram 超音波検査
  • Hysteroscopy 子宮鏡検査
  • Hysterosalpingogram 子宮卵管造影

さいごに

次のステップは、主人の精液検査と、私の超音波画像。

この結果が出ると、治療方針が見えてくるようです。

本格的な治療になるまえに、自然妊娠できると望ましいですが、こればっかりは今日の説明で奇跡だと言うことがわかったので、体調を整えつつ、マイペースに頑張っていきます!